私は、別段裕福な家庭で育ったわけではありません。かといって、貧乏だったかといわれたらそうでもなく両親は私を高校まで通わせてくれました。
賃貸暮らし、本当にどこにでもいる普通の人、家庭だと私は思います。
海外旅行が当たり前の家庭でもなく、高校も公立の普通科でした。
「子どもの留学費用は親が出す」という環境ではありませんでしたが、行くことを止められるわけでもなく恵まれていたなと実感する日々です。
だから、海外留学を考えたときに最初に気になったのは、英語力ではありませんでした。
「一体いくらお金が必要なんだろう?」
これが一番に気になりました。
「カナダ留学400万円あれば行ける」と思っていた
「カナダ留学って、400万円くらいあれば行けるよね」
私は本気でそう思っていました。
当時の私は、必要な学費を計算したつもりでした。
でも今振り返ると、もっと大きな問題がありました。
「どの分野でカレッジを卒業するのか」を、きちんと精査しないまま計算していたのです。
もし進学先や目指す分野が違っていれば、必要な学費や期間も変わっていたはずです。
当時の私は、なぜかこの大切な道筋を何も決めないまま、カナダの短大を卒業する、卒業できるという見切り発車でこの貯金計画をスタートさせました。
400万円では足りない?生活費を入れて600万円に
学費だけ払えても、海外で生活ができなければ留学は続けられません。
当時は調べ方が甘く、学費だけで計算した結果が400万円でした。
しかも最短で語学学校を半年通って、その後短大を無事に卒業できればという話です。
生活費を少なく見積もっており、特に家賃に関しては、地域によってかなり金額の差があります。
実際、私自身も経験があります。ワーホリ中にルームシェアで、数か月後には家賃が上がるということが起きていました。
運良く安く借りられていたので、そこまで大きな痛手ではありませんでしたが、これが長期的に続くと思うと不安でしかありませんでした。
家賃の変更については、契約内容や州・賃貸形態などによってルールが異なるため、渡航前に確認しておくことをおすすめします。
保険・交通費・通信費・予備費まで考えたら800万円に
実際に必要になるお金は学費だけではありません。
- 生活費
- コースによって発生する教材費
- 保険料
- ビザ関連費用
- 交通費
- 通信費
- 航空券
なども考える必要があります。
これに加えての予想外の出費もあります。
海外医療保険に入っているからといってすべての医療費が無料にはなるとは限りません。補償対象外の費用が発生する可能性もあるため、渡航前に補償内容を確認する必要があります。
事実、私が加入していたプランでは歯科は80%補償で、残り20%自費なんてこともありました。
歯科保険は日本とは違い、保険のプランによって自己負担率や保険で賄われるものとそうでないものが全く違います。
私の実体験で、留学中に歯の検診、レントゲンと診断だけで約5万円もかかりました。
会計時に加入している保険会社の補償が適用されず、その場は全額負担し、あとで保険会社に申請して払い戻しをするという手続きを踏みましたが結局、カバーされたのは一部のみでした。
この時、予定外の出費を全く考えていなかったので一時は選択した保険のプランを失敗したなと思いましたが、その後の生活への学びになりました。
カレッジまで考えたら、私の資金計画は1,000万円以上に
これは「カナダ留学には1,000万円必要」という意味ではありません。
実際に、私は語学留学、カレッジに通ってみて思うことは「1,000万円なければ留学できない」というわけではないという判断に至りました。
この挑戦が何度もできるものでもないと理解していました。
だからこそ、やるからには途中で資金が尽きてしまうようなことは避けたい。
そう考えて、できるだけ余裕を持った資金計画を立てるようになりました。
| 私の段階 | 金額 | 気づいたこと |
|---|---|---|
| 最初 | 約400万円 | 学費中心 |
| 生活費を追加 | 約600万円 | 家賃・生活費 |
| 予備費などを追加 | 約800万円 | 保険・交通・通信・予想外の出費 |
| カレッジまで考える | 1,000万円以上 | 進路変更などの余裕も考慮 |
※これは「カナダ留学に必要な金額」ではなく、私自身が留学資金を考える中で変化していった金額です。
私が本当に怖かったのは「お金がなくなること」だった
留学費用に正解の金額はないと思います。
結局は、自分の
- 行きたい国
- 都市
- 学校
- 期間
- 生活スタイル
- 進学予定
によって変わります。私はただカナダに惹かれた、それだけです。
私の場合、最初は400万円でした。
でも調べるほど必要な金額が変わりました。私の場合、不安を消すにはお金という安心材料が必要でした。
だから、留学を考え始めたら「いくら必要?」ではなく、
「自分の場合、いくらあれば途中で諦めずに済む?」
と自身に一度問いかけてみてください。
カナダ留学の資金を考えるチェックリスト
□ 学費だけで計算していないか
□ 語学学校の期間を入れているか
□ カレッジ・大学の学費を入れているか
□ 家賃を現実的に見積もっているか
□ 食費・交通費を入れているか
□ 保険料を入れているか
□ 航空券を入れているか
□ ビザ関連費用を入れているか
□ 教材・学校関連費用を入れているか
□ 予想外の出費を考えているか
□ 進路変更の可能性を考えているか
□ 「最低限必要な金額」と「安心できる金額」を分けているか
FAQ
- カナダ留学には1,000万円必要ですか?
-
いいえ。この記事で示している1,000万円以上という金額は、私自身が「これくらいあれば安心」と考えた上での進学期間や生活費、予備費などを考慮した資金計画です。
カナダ留学に必要な金額は、学校、都市、留学期間、住居、生活スタイルなどによって変わります。
- 最初に考えていた400万円ではなぜ足りなかったのですか?
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学費のみ、しかもきちんとした学部も決めないままの計算でした。家賃や生活費、保険、交通費、通信費、教材費、予想外の出費などを考えるようになり、必要だと考える金額が増えていきました。
- 留学前にいくら貯めれば安心ですか?
-
私自身は、最初は約400万円と考えていましたが、調べるほど必要だと思う金額が変わりました。
大切なのは、
「留学できる最低金額」ではなく、「自分が途中で資金不足になった場合にも、どこまで対応できるか」
を考えておくことだと思います。