※この記事は、当時の筆者の体験をもとにした内容で、費用や仕事事情は時期や個人によって大きく異なります。
「英語が苦手でも、ワーホリで仕事は見つかるのだろうか?」
TOEIC 360点前後だった私は、カナダのトロントで、ワーホリに切り替えてから約30社応募し、最初の仕事が見つかるまで何度も採用がされず悔しい経験もしました。
カナダではじめての仕事は皿洗い、その後カフェへと転職しました。
この記事では、TOEIC360点からワーホリに挑戦した私が体験してわかった、
- 英語力の変化
- 約30社の仕事探し、面接での失敗談
- 実際の仕事、収入
- 帰国を決めた経緯
- その経験が後のIELTS4.0→6.0につながった経緯
までを紹介します。

カナダのワーホリで英語は伸びる?【TOEIC 360点から実体験】
結論、私の率直な意見は「少し伸びた」です。
ただし、Speakingでは、日常会話になるとまだ言葉に詰まり、言いたいことはすぐには表現できるわけではありませんでした。
英語が苦手な状態でワーホリに行って分かったこと
この以下の3点がワーホリと通し実感したことです。
① 英語を使う機会は確実に増えた
ワーホリ中、英語の聞き取りは入国当初に比べ、楽にはなりました。いろんなアクセントに触れたことにより、聞き取りは比較的伸びたと感じました。
② 仕事を通じて「海外で働く経験」はできた
英語力で就職までは苦労しましたが、英語環境で働くという経験はできました。レストランやカフェでジ実際にカナダで働く経験を得られたことは幸運でした。
③ ただし、進学やキャリアに必要な英語力は別だった
私の場合、ワーホリを通して日常会話や特定の会話(カフェで使う用語や挨拶)でなら、ある程度できるようになりましたが、それだけではカレッジに進学するだけの必要な英語力は身につきませんでした。
| 項目 | 私の実感 |
|---|---|
| Listening | ○ 以前より聞き取りやすくなった |
| 日常会話 | △ 言葉に詰まる |
| 面接 | × 伝えたいことを十分伝えられない |
英語が苦手でもカナダのワーホリで仕事は見つかる?
私が最も苦労したのが、最初の仕事を見つけることでした。
私の場合、英語での会話は、相手が私の言いたいことをくみ取ってくれることで、なんとか成立している場面も多くありました。
なので、実際に仕事の面接を受けても、上手くコミュニュケーションが取れず、または自己アピールができす、よく落とされました。
英語力に不安がある場合は、渡航後すぐ希望する就職先が見つかるとは限りません。
私が最初に採用されたのは、約30社ほど応募した後です。
最初は面接で何度も落ちた
私の場合は、英語力と仕事経験の両方で苦労しました。英語で働く経験もなかったですし、応募できるところも限定的でした。
低い英語力かつ、応募しようにも前職歴は活用できず、とりあえず飲食業へ応募しました。
なるべく日本人が働いてないであろう地元のレストランなどを徹底して応募しましたが、不採用に次ぐ不採用、または連絡来ずの日々が続きました。
面接まで進んでも、自身のアピールポイントが伝えられず、不採用になることがほぼ毎回でした。
面接から逃げました。
一つ苦い思い出があり、今でも少しトラウマなのですが、あるサンドイッチ専門店に応募し面接を受けることになりました。
入店し、店舗の責任者の方にレジュメを渡したところで面接が始まりました。お店の中の客席の一部で面接が始まり約10分ほどたったころ、ある質問をされました。
『あなたは、このお店で何が貢献できますか?』と。
私は全くこの質問に答えられませんでした。
面接官の意図を得られず、何度か答えようとしましたが、うまくいきませんでした。
そして、私は面接を途中で断り、逃げました。
今でもこの問題はなんて答えるべきだったのか分かりません。
当時は「自分のアピールポイント」という発想自体がなく、英語力だけでなく、面接で自分の経験をどう伝えるかという準備も不足していました。
最初に見つかった仕事はレストランの皿洗い。
仕事探しはインターネットで日経の掲示板で検索したり、近くの飲食店で 『Hiring』の募集のちらしがあればレジュメをお店の人に渡すなどしました。
採用されたときはホッとしました。
間違いなく過去に経験した自分をどう売り込むかを考えなら面接に挑んだこと、また勤務時間にいつからでも働けると答えたのが大きかったと思います。
この時の採用の電話を受けたときは、英語に自信がなくても雇用していただけたことに、小さな成功を感じました。
地元のレストランで皿洗いとして働き、しかも日本人が少ない環境で働くことができました。片言の英語でも、周囲の人たちはとても親切でした。
このレストランで働いた経験は、後に私にとって大きな意味を持ちました。
その後は、語学学校時代の日本人の友人の紹介もあり、地元のカフェに就職、さらに経験値を増やしていきました。
初めての仕事で苦労したTD1が、後のPayrollにつながった
忘れもしない、大変苦労したのはTD1の記入です。
当時の私は、カナダの給与書類について何も知りませんでした。
どこに何を記載して提出していいのか、今ほど調べてすぐ詳しい情報を得ることは難しく、かつ私が該当するのは何かまで詳しく書かれていませんでした。
この出来事が人生のフラグ回収になるとは思いませんでした。
現在、私がPayrollとして働き、この給与関係の仕事に就くとは夢にも思いませんでした。
ワーホリの仕事・収入・生活は実際どうだった?
ワーホリ中は転職1回し、合計2つの職場で約1年を過ごしました。
最初の皿洗いは週に3から4日、一日4から6時間ほどの勤務であまり稼げませんでした。
その後にカフェへ転職した際、週に6日で一日8時間勤務しました。朝5時から出勤しなければならなかったので、朝4時起床し通勤する生活でした。1時間の休憩はあったものの、忙しい日は2時間ほどの残業もある職場で働きがいはありました。
ただ、カフェで働き出してからは生活が仕事一筋となり、一番の悩みは、疲れから英語を勉強する時間を簡単には捻出できませんでした。
休みの日に、なんとか家の近くの図書館へ通い、参考書を借りてIELTSの勉強しました。
でも長くて3時間ほどです。
ただ、ここで使った参考書は後に帰国後に、独学で勉強するIELTSの勉強に深く影響を及ぼしました。
当時の年収は約180万。
当時の年収は約180万円でした。これは私がワーホリをしていた当時の金額であり、現在のワーホリの収入水準を示すものではありません。
食費を抑えるため飲食関係の仕事を選択していたこともあり、当時はとても助かりました。
| 仕事 | 勤務日数 | 勤務時間 | 休憩 | 当時の働き方 |
|---|---|---|---|---|
| 皿洗い | 週3〜4日 | 4〜6時間 | 30分 | 最初の仕事。比較的短時間勤務 |
| カフェ | 週6日 | 8時間 | 1時間 | 朝5時からの勤務が多く、ほぼ固定シフト |
| カフェ(忙しい日) | 週6日 | 8時間+残業 | 1時間 | 2時間ほど残業することも |
仕事だけではなかったワーホリ生活
働くだけでなく、観光、旅行にと、この時期は忙しくも、人生の中で最も充実した時間のひとつです。

カサロマ
休みの日に、カサロマでオペラを観ました。
ワーホリ後はどうする?私が帰国を決めた理由
カナダに約2年間滞在する中で、やはりどこか馴染めない、強い孤独を、感じることも一時期ありました。
日々の生活は充実している一方で、このままこの生活を続けても、ワーホリは滞在期限があります。

「ワーホリが終わったら、自分には何が残る?」
ワーホリ期間中、ずっと考えていたことがありました。
Panda「ワーホリが終わったら、自分には何が残る?」
仮に今、私が帰国しても中途半端な英語力や経験は帰国後の就職には、活かせるものがないということにも自覚はありました。
私の場合、ワーホリに行っただけでは、進学できる訳でもなく、目的をもって次の行動に繋げる方法を考えなければなりませんでした。
そこで帰国し、IELTSでのカレッジ進学するとなりました。
人とのご縁も私の将来が変わるきっかけになった
ワーホリ期限の3ヶ月前に、私のその後の人生に大きく影響を与える人に出会えました。
英語を上手になりたい、さらに意思疎通を図れるようになりたいと思えたことも、その後の私の原動力になりました。
帰国してIELTSに再挑戦した理由
そこで帰国し、IELTSでスコア6.0を目標を設定しました。
そうしたことで、帰国後のIELTSの勉強は、カナダにいた頃とは全く違うものとなりました。
その結果、IELTS4.0から6.0まで独学で伸ばすことになります。


ワーホリを経験して分かったこと
私の課題は、「ワーホリの経験を次のキャリアにつなげる」でした。
私は公務員からの転身だったので、セカンドキャリアの選択にとても難しかったです。
私がなぜ公務員を辞めてカナダへ行ったのかについては、こちらの記事で詳しく書いています。


ワーホリに行く前に考えておけばよかった3つのこと
もし、ワーホリを考えている方で私のように前職と関係ない、セカンドキャリアを選ぶ状況であった場合、ぜひ以下のことを一度参考に考えてみてください。
- ワーホリ中に何を身につけたいですか?
- もし働きながら英語を勉強するなら、時間をどう確保しますか?
- ワーホリ終了後、その経験を何につなげたいですか?
次回予告|キャリア選択(Payrollへ)
この後、私はIELTS6.0を独学で達成し無事に自力で短大進学へ進みます。
そしてそこで初めて、「どの職を選ぶか」というキャリア選択に直面します。
次回のお話


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