※本記事は個人の体験に基づく内容です。学習効果には個人差があります。
IELTS 4.0から6.0へ。結果だけ見ると簡単そうに見えますが、実際はかなり遠回りしたと感じました。
英語が得意だったわけではなく、 カナダに語学留学した後でも最初は単語すらほとんど聞き取れない状態でした。
さらに、語学学校への通学を含め、カナダでの滞在期間が約1年経ったワーホリ中でも、ベーコンの発音さえも聞き取れないときは本当に落ち込みました。
そんな私でも帰国後、半年後に IELTS のアカデミックで Overall 6.0(各5.5以上) を達成し、 カナダ短大進学と現地就職(Payroll職) につながりました。
✔ なぜカナダにいても英語が伸びなかったのか?
✔ 独学だけでアカデミックでの6.0を達成するために変更したこと、辞めたことは?
✔ 働きながら勉強できた時間の工夫とは?
本記事では なぜその方法で今まで停滞していた英語が帰国後に伸びたのか を中心に解説します。
カナダにいても英語が伸びなかった私が、帰国後IELTSを始めた理由
語学学校時代
TOEIC 360点前後でカナダへ語学留学しました。転校1回も含め、合計約9か月語学学校に通いました。
それでも結果はパースウェイプログラムに進めるだけの英語力まで到達しませんでした。
ここではじめて、私の場合は『環境に飛び込んでも、英語は伸びない』と気がつきました。
ワーホリでも英語力に限界を感じた
ワーキングホリデービザに切り替え、英語環境で働く機会を得ました。
実際に英語環境で生活も送りましたが、まだまだ足りない英語力。
Bacon(ベーコン)という単語の発音でさえも聞き取れなかった現実は、本当に落ち込みました。
私の場合、英語環境に長く滞在していても、語学の成長を感じませんでした。
帰国して考え方が変わった
カナダ滞在時はとにかく『英語が上手になりたい』とばかり意識していましたが、
帰国前後で『IELTS 6.0を取得しカレッジに進学したい』に変わり、英語力の向上という目標から『どうすればセカンドキャリアにつながるか』を考えるようになりました。
ここで、もしこれまでの過去や私が当時失敗した内容が気になる方はぜひこちらから
IELTS4.0→6.0のために、私が「やめたこと・変えたこと」
まず当時の私は、全てをやらなければと、4技能すべてに時間を費やしていました。
ReadingとListeningは自己採点である程度自分の実力を測れますが、WritingとSpeakingは実際に受験してみないと自分のレベルが分かりませんでした。
全技能において自信がなく、かつ時間が足りないと感じていた私は、すべてに全力でした。
実際に帰国当初にやっていたこと(失敗例)
- 4技能を同時に均等に勉強
- 毎日のように新しい勉強法を試す
勉強時間は1日3時間以上しなければならないということに気を取られ、肝心の勉強の質は決して良くはなく参考書の過去問の模擬テストを勉強しても、結果はなかなか反映されませんでした。

IELTS(アイエルツ)とは | 英語検定・試験のIELTS公式サイト
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転換点
勉強法を「増やす、手当り次第試す」から「やらないことを選定する」に変更しました。
半年という時間で結果を出したかった当時の私は、2か月目にこう決めました。
- 2つの問題集に限定
- 単語帳は1冊を暗記する
- Wrtingに時間をかける
Reading改善
ここで最初の目標は、日本語と同様に、 頭の中で翻訳せず読める状態 を目指しました。
❌ Before
- 読むスピードが遅い
- 新たなページの問題集を解く
- 30%の正答率
✅ After
- 精読で構造理解をしつつ、語彙力も同時に学ぶ
- Cambridge IELTSの公式問題集をひたすら反復
- だんだんと速読も取り入れ、読むスピードの強化
結果として、 正答率が30% から 60% まで上昇し、 問題もすべて時間内に解けるように。
Readingで理解し、覚えた語彙や文の構造は、Writingの試験へ応用もしました。
Listening改善
Listeningはある程度感覚を掴むのが早かったので『成績を伸ばす”ではなく“この状態を維持する』と位置づけました。
❌ Before
- ラジオのように聞き流し、3時間以上聞く日もあった
✅ After
- シャドーイング導入
- 1日できれば30分に固定し、集中して聞く
- 同じ音源を5回以上反復
なぜListeningを30分に固定したのか
1度目の受験を終えて、『Listeningに時間をかけすぎても、他技能が伸びなければカレッジには進学できない』と思ったからです。
- Listeningで高得点を出す → 他スキルの時間が不足、各スコアが伸びない
- 全部を完璧にやろうとする → 継続率が下がる
そこで、
私の場合は、Listeningを1日30分にしてみても、結果としては全体スコアが安定して伸び始めました。
Speakingの改善
最も重要な変更点は 、『正確さ』より『止まらないこと』を優先するように変更しました。
- 短くても止まらない回答
- 自己紹介する形で5分程からスタート
- 英会話を日常化するために、当時のパートナー(現カナダ人の夫)と毎日15分〜1時間程度話した
最初は『正しい英文を話す』ことにこだわり、1文作るたびに止まっていました。
毎日続けた結果、3か月目にはスムーズに話したい内容を伝えられる程度にはなりました。
ただし、会話の語彙はそれほど難しい単語は使用しませんでした。
Writing改善法
この半年で最も時間をかけたのは、Writingでした。これは後のカレッジ進学に関係していたので、ここで文章の構造の基礎を学んでおけて良かったです。
❌ Before
- 長文を書こうとし、話の主張がずれる
- 文の構成に苦戦
- 時間切れ
- スペルミス多い
✅ After
- 文をテンプレート化で覚え、考える時間を短縮
- シンプルな表現に統一
- 書き始める前に最低でも5分かけて、構成を練り、主張を決める
最も重要なのは「一文を長く書かない。一つのパートに一つのアイデア」でした。
今の私ならどうするか?
自分にあった勉強法を探す前に、まずは当時の私がどの技能を伸ばす必要があるのかを見極め、限られた時間で『やらない』ことを選択できていればよかったなと、今なら思います。
社会人でも続けられた、私のIELTS学習設計
当時の私でも続けられた、半年間の勉強生活のサイクルとスケジュールは、以下の条件です。
当時の生活
- 2つのアルバイトを掛け持ち
- 土日含め、週5日
- 1日5時間から8時間勤務
- 勉強時間は平均して、1〜3時間
- 休日は3〜5時間ほど勉強
1日の大まかなスケジュール
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 朝 | Reading / Writing |
| 日中 | 仕事 |
| 夜 | Listening / 単語 |
| 疲れた日 | 少量でも英語に触れる |
疲れてしまった日には、シャドーイングや単語帳を1ページなど、とにかく少しでも多くの単語を覚えるようにしました。
実際に使った教材
学習に使用した教材は以下のみです。
私は、「教材を増やす」から 「同じ問題を反復する」 へ変えたことで結果が出せました。
- Cambridge IELTS公式問題集(2冊)
- IELTS頻出単語帳(1冊)
実際のスコア推移
| セクション | Before 未受験 | 受験1回目(3か月後) | 受験2回目(6か月後) |
|---|---|---|---|
| Reading | 4.0 − 自己採点 | 5.5 | 6.0 |
| Listening | 4.0 − 自己採点 | 6.0 | 5.5 |
| Writing | 未測定 | 5.0 | 5.5 |
| Speaking | 未測定 | 6.0 | 6.0 |
| Overall | 4.0 − 自己採点 | 6.0 | 6.0 |
IELTSスコア6.0取得後
IELTSのスコア6.0を取得したときはホッとしました。
私の場合、IELTSスコア6.0はカレッジ進学への入口でした。
FAQ|IELTS 4.0→6.0は独学で半年で可能?
まとめ
私は2年カナダに滞在していても、英語は自然には伸びませんでした。
そんな私が帰国後変えたのは、環境ではなく『学習の設計』でした。
IELTSのスコア6.0はカレッジという新たな進学先への入口でした。
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